伝統を知ろう

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盆提灯/お盆

Published on 2021/05/03


初盆とは?

新盆は四十九日の忌明け後に迎える初めてのお盆のことで、「にいぼん・しんぼん・はつぼん」などと呼びます。
故人の霊がはじめて帰ってくるお盆なので、霊が迷わないように、お盆の間、軒先や仏間に新盆用の白提灯をつるします。
初盆は悲しみが新たなだけに、普段のお盆よりもお飾りやお供えを盛大にして、手厚く供養してあげてください。
お盆は、先祖の霊があの世から帰ってきて家族と一緒に楽しく過ごし、また戻っていくという日本古来の心優しい信仰から生まれた行事です。
思い出を語り合いにぎやかに過ごし、家族の絆とぬくもりを大切にしていってほしいです。


合わせた手の向こう側のあなたへ永遠の感謝と絆を

お盆は、亡くなったご先祖様が天国からお家に、一時的に帰ってくる日。
天国から初めてお家に帰って来るから
初めてのお盆で、新盆や初盆って言うんだよ。
お盆のときだけ飾る提灯も、亡くなった人
ご先祖様たちが迷わずに帰ってこれるように用意するんだよ。
天国から初めて帰って来るから、
ご馳走や飾りをいっぱい用意して、
皆で賑やかにお迎えしようね。


初盆で準備するものとは?

故人が迷わず帰ってこれるように明るくお迎えしましょう。
初盆だけだから買うのはもったいないと思わないで、初盆しかしてあげれないの想いに変えてあげてください。

切子灯籠 (きりことうろう)



切子灯篭 (浄土真宗用以外)2本
切子灯篭は、初盆の新仏様が休む場所です。
飾る場所は、仏壇の両脇に飾ります。


お迎え提灯(おむかえちょうちん)


新仏様をお迎えする提灯です。お盆には毎年飾ります。
先祖や故人の霊が迷わず帰ってくる目印として飾ります。

お迎え提灯は仏壇の窓際や、廊下に毎年つるします。
こちらは対ではなく1つのみ必要で、
大きさはすべてワンサイズのみになっております。

家紋入り提灯(ちょうちん)2個

先祖や故人の霊が迷わずに帰ってくる目印として飾ります。
仏壇の両脇に毎年飾ります。
当店は大きさは10号から13号までございます。
家紋はサービスをお入れいたしております。

初盆の飾り方

切子灯籠は地域や宗派によってあるところとないところがございますが、お初盆に家紋提灯と一緒に飾ります。
こちら三河の方では切子灯篭を飾られることが多いです。
切子灯篭は亡くなった方の魂がお盆の間、切子灯篭の中でお休みになられるためのお部屋です。


盆提灯の飾る時期

盆提灯を飾る場所は、精霊棚(盆棚)の前、
または、仏壇の前に飾るのが基本になります。
盆提灯を飾る時期は、7月のお盆の場合は7月初めから、
8月のお盆の場合は8月初めから飾っても大丈夫です。
片付けるのは、お盆が明ける17日以降になります。

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